今回は「明るさ」、光や照明についてです。
当たり前の話ですが、真っ暗闇の中では何も見えませんし
逆に光が強すぎても、眩しくて物を直視できません。
読書や車の運転など、日常生活では明るさは重要です。
明るさが適切でないところで無理をすれば目を悪くすることもあります。
イメージビデオの撮影でも重要なのは言うまでもないところ。
極端に明るすぎれば、白く見えてしまう「白とび」
逆に、暗すぎると黒くなり「黒つぶれ」という現象が起きます。
無地の白い水着でも、その白さには濃淡等違いがあり
ボディラインに沿った凹凸や、シワや食い込みがあるはずで
「白とび」すれば、それらが何も分からないということになります。
最近のイメージビデオは、台詞つきでお芝居をして
グラビアアイドルが、まるで彼女のように振る舞ってくれて
視聴者の主観に引き込むような作品が主流です。
自分の目の前にいる彼女(グラビアアイドル)に
衣装・ポーズ・表情などをどうしてほしいか
体のどこに視線がいくかなどは、見る人によって違うので
監督・カメラマンの演出次第で様々です。
しかし、「明るさ」に限っては、暗くなってくれば、電気をつけるし
眩しいと感じれば、カーテンで光を遮ったりすると思います。
テレビを観る時など、じっくり見たいものがあればなおさらです。
個人差は少ないのではないでしょうか。
彼女とは、敢えて暗い中で一緒に過ごすこともあるかもしれませんが
「イメージビデオ」はあくまで「グラビアアイドルを見るための作品」です。
ドラマとも違うし、徹底してリアリティを追求する必要はないと思います。
どんなにイイ表情や悩ましいポーズも、白とびや黒つぶれしては台無しです。
いつ、どこで撮るのか、照明やカメラのアングルはどうするのかといったことは
被写体よりも、撮影スタッフに大いに関係する話だと思います。
また水着など衣装の色も影響してきます。
浜辺やプールなど屋外での撮影では太陽の位置で逆光になったり
室内の場合は、明るい窓際と部屋の奥とを行ったり来たりして
同じシーンの中でも、明るすぎたり暗すぎたりすることがあります。
夜の撮影シーンがあるイメージビデオもあります。
朝の寝起きのシーンなど、明るいシーンで白や淡い色のビキニ姿や
夜のベッドシーンで、黒やそれに近い下着姿が使われたりします。
しかし、一般に、白は光を反射しやすく、逆に黒は光を吸収します。
スタッフの方々には、撮影時には、なるべく明るすぎず暗すぎず
光の加減を調整していただきたいですが
明るい場所では、黒のような光を吸収する衣装を
暗い場所では、白やそれに近い水着を着用するというのはどうでしょうか。
- 関連記事
-
- 2015/11/14(土) 18:22:03|
- コラム
-
-
| コメント:0